剣道をやっている方でアキレス腱炎の方を施術していました。
(ほかにもランナーの方、走り幅跳びの方などいらっしゃいます)
今回は剣道の方の話です。
剣道では瞬時に踏み込む動作が多発する競技ですのでアキレス腱を
痛めている方も多いようです。
剣道をして踏み込みをかける時にふくらはぎを思いっきり張らせてから
踏み込みをかけるんだとおっしゃってました。
長年剣道をされていて練習した後はほぼふくらはぎの張りや、痛み、だるさ
などがあったそうです。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉から始まって腱となってかかとについています。
つま先立ちをすると筋肉がもりあがってふくらはぎが緊張します。ふくらはぎからかかと
のほうにかけて腱になっているところです。身体の中でもっとも太い腱です。
ふくらはぎを張らせてから踏み込みをかけることを日常的に行うのですから
ふくらはぎをよく使っているのですね。練習後の痛みやだるさにも表れています。
長年の痛みなので、慢性的で、なかなか時間がかかりました。
ふくらはぎ、足首を中心に筋膜リリースを行う。といった手法ですが、
かなり痛いのから軽い痛みになるまで、3か月くらいかかっていました。
(週一回のペースで施術)
半年後には痛みは感じられなくなっていました。
ふくらはぎにかなりの線維化がみられました。
アキレス腱のストレッチは日々されていたようなのですが、
それだけでは炎症の発生を防げないのかもしれません。
(あくまで個人の感想です)
ストレッチやアイシング、強いては練習を休むがいいとされていたり
しますが、この方は練習ストップなしに痛みが取れています。
アキレス腱やふくらはぎの緊張や痛み、ほおっておくとアキレス腱断裂する恐れが
あるとも言われていますが、
アキレス腱断裂する前に何の前触れもない方もいらっしゃるようで、
個人差はあるようですが、
足をよく使うスポーツなどされている方は一度筋膜リリースで線維化を
取り除いてみてはいかがでしょうか?
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